敷地神社(わら天神)

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墨書き

右:
中央:わら天神宮
左:(参拝日)

右:わら天神宮
中央:敷地神社
左:


ご祭神

主祭神:木花開耶姫命

コメント

「わら天神」の呼称で知られている神社ですが、正式名称は「敷地神社(しきちじんじゃ)」です。

創建は平安以前とされ、かつては北山の山を神格化して祀っていたようです。
天長8(831)年にこの地に氷室を作るために移住してきた加賀の人々が、崇敬していた菅生石部神社の分霊を勧請して、その母神である木花開耶姫命を祭神として共に祀ったと云われています。
この菅生石部神社の通称が「敷地天神」であり、後に鹿苑寺(金閣寺)造営のための遷座に伴い、両神を合祀、その際に社号を「敷地神社」と定めました。

神饌を捧げるための藁籠から抜け落ちた藁を妊婦さんが持ち帰り安産を願ったことから、現在では安産守りとして藁が授与されるようになりました。
授与された藁に節があれば男児、なければ女児という言い伝えがあります。
この珍しさから「わら天神」として広く知られていて、、安産を願う人々が多く参拝に訪れます。

また、摂社の六勝神社には開運や商売繁盛の祈願に訪れる人が多くいるそうです。

基本情報

住所:〒603-8375 京都府京都市北区衣笠天神森町10

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